30分足の21EMAと75EMAは機能しやすい
上の画像はドル円(USDJPY)の30分足です。
赤い線が21EMA、オレンジが75EMA、青が200EMAですが、21EMAが右肩上がりの時は21EMAに触ると反発するサポートとして機能し、右肩下がりの時は触ると反落するレジスタンスになっていることが分かると思います。
上の画像はゴールド(XAUUSD)の30分足です。
動きの荒いゴールドはヒゲで突き抜けることも多いですが、概ねドル円と同様、21EMAがサポートとレジスタンスのどちらかになっていることが多いと言えるでしょう。
このレベルのEMAなら1~2ドル幅ほど下のところに指値を入れてヒゲキャッチを狙うのもアリです。
さらにこちらの画像はビットコイン(BTC)ですが、歴史の浅いビットコインでさえも30分足と言う比較的長めの時間足では21EMAがよく機能しています。
30分足は更新回数が1時間足より多く、レジサポ反転に気づきやすい
30分足の21EMAは1時間足の10EMAとほぼ同じ移動平均線になりますが、30分足の方が更新回数が多くレジスタンスとサポートの反転を見極めやすくなっています。
僕の場合短くても15~30分足でしか見てないので、5分足は意識してないです。しかもここは大きめの局面なので5分足では信憑性にかけるかなと思っています。あとスイングの場合、もちろん予測変更もありますが、基本的にはターゲットで利確か損切りをするので、目先の利益を取りに行くことはないです。 https://t.co/9xXsf9Zm1F
— BTCこわい (@BTCkowai) March 4, 2018
もちろん15分足や5分足と言った短期の時間足よりも騙しが少なく、BTCこわい氏のように有名トレーダーで30分以下の足は見ないと言う方もいるほど。
15分足と1時間足と言うメジャーな時間足に挟まれていてやや地味な存在ではありますが、移動平均線のクロスにおいても30分足のものは非常に信頼が置けます。
Twitterでエントリーを公開している人にも使用している人が多い隠れた優良時間足ですので、特にデイトレやスイングなど比較的長いポジションを持つ人は確認する価値があります。
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