目次
3MA(3SMA)とは
非常に短期間の移動平均線で、ほぼロウソク足と同じ値動きになります。
週足や日足、4時間足などの長期足でロウソク足と3MAが乖離すると一旦は3MAに近づきやすい、と言う性質から逆張りに使える手法です。
実際のチャートとの比較
ドル円(USDJPY)
日足レベルでヒゲを付けた場合は3MAに引き寄せられていることが多いことが分かります。
4時間足でも同様。
長い時間足で乖離が生じた場合はチャンスと言えそうです。
ドル円の場合はおよそ30pipsほど乖離したあたりから逆張りを狙っていけることがチャートから分かりますが、損切りの数値はしっかりと決めておきましょう。
ゴールド(XAUUSD)
値動きの荒いゴールドも日足レベルだと綺麗なチャートに見えますが、ヒゲの長さが尋常ではありません。
日足での乖離を確認しても、30分以上の足で反転をするなどの根拠がない限りは逆張りをしない方が良さそうです。
3MAを手法に取り入れているトレーダー
まわらないすし@mawarana1sush1
https://twitter.com/mawarana1sush1
結局上がるんかーい😵💦
3MA反発下落でチキったけど普通に考えたら30分足でも1時間足でも144円付近を目指して上がる可能性はある😨
反省…🗒✍️— まわらないすし (@mawarana1sush1) January 29, 2019
ツイキャスの配信やツイートでたまに『3MAとの乖離』と言う表現が出てきます。
氏の反転予測を支えるひとつの要素であることは確かですね。
ジョージのFX!勝率90%!@George_no_FX
3ma。これにはほとんどローソクは触ります。どの足でも使えますが、日足が強力。これから離れてローソクが出来ると反転の可能性が高い
— ジョージのFX!勝率90%! (@George_no_FX) January 23, 2019
早速さっきの3ma出てましたね(笑)
軽い調整だと思ってるけどね。#ドル円 pic.twitter.com/9HHEsiacSO— ジョージのFX!勝率90%! (@George_no_FX) January 23, 2019
すぐに反転てことはないですが、すぐ反転することもあります。
ゴールドの日足です。3本前が3maから離れてます。3maは白ライン。
なのでゴールドショートを利確したわけです。 pic.twitter.com/m5Qm2xopil— ジョージのFX!勝率90%! (@George_no_FX) January 23, 2019
ドル円秋刀魚完食にて再下落(笑)
— ジョージのFX!勝率90%! (@George_no_FX) March 14, 2019
フォロワー数は少ないですが、的確な分析は一見の価値あり。
3MAによる手法を秋刀魚と称し、高い勝率を上げています。
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