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海外FXトレードをする前に格安SIM(MVNO)で確実な節約を
海外FX業者のスプレッドや注文時のスリップを気にするのは大事なことですが、
ほぼノーリスクで最大で月5,000円程度の節約ができる携帯料金には無関心な人が多いので記事にしました。
現在docomo、Softbank、auの携帯3キャリアのいずれかのプランを使っている人は参考までに。
2022年11月現在、管理人は以下の構成でスマホとPCの2回線の通信費の合計が月額4,000円程度で特に不自由なく使えています。
- スマホ用→NUROモバイル NEOプラン
容量20GB+LINE、Twitter、Instagram、TikTok、上り(アップロード)通信が使い放題
- PC用→mineo シングル1GB+パケット放題 Plus
通信速度1.5Mbpsでほぼ使い放題+『ゆずるね』宣言で夜23時~朝7時まで無制限に通信が可能
ふるさと納税とMVNO利用は節約の2大巨頭であり、
この2つ以外の節約方法は消費する時間に対しての効率が悪いことがほとんどです。
セール品や値下げ商品を探したりマイボトルを活用してQOLを下げるくらいならさっさとMVNOに乗り換えましょう。
MVNOのデメリット
キャリアメールが使えなくなる
ジャニーズのチケット取りにすら必要なくなったキャリアメールを今だに使っている人もなかなかいないでしょうが、
どうしてもキャリアメールを維持したい場合は維持費を払い続けるしかありません。
現在は3キャリアともにキャリアメールの持ち運びプランを月額300円(税別)で提供しています。
通話品質が3キャリアに比べて悪い
キャリアの回線(MNO)を間借りしているのがMVNOなので、当然通話品質は本家よりはお取ります。
営業職の人などで頻繁に通話をする人にはオススメできませんが、近年では通話品質はほとんど気にならないレベルになってきました。
通話品質だけでなく4Gや5GのLTE回線の速度も十分実用的な速度になっているので、
通話には電話ではなくLINEやZOOMなどを使う人も特に違和感なく使えるでしょう。
LINEモバイルなど一部のMVNO以外ではLINEの年齢認証ができない
ID検索の許可ができないので、オンラインでLINEの交換が必要な場合はQRコードを画像で送るなどの対策が必要。
LINEのID検索に対応したMVNOは以下の通り。
- Y!mobile(ワイモバイル)
- イオンモバイル
- 楽天モバイル
- IIJmio(みおふぉん)
- mineo
mineoはLINEの年齢認証ができること以外にもメリットが多いのでオススメのMVNOです。
機種変更時のデメリット
2年縛り期間に解約すると違約金が発生する
菅元総理の政権において携帯3キャリアの違約金の撤廃が進み、2022年においては完全になくなりました。
違約金はおおむね9,800円程度なので、月額料金の差を考えれば最長でも3ヶ月程度で元が取れます。
つまり2年縛りは無視して解約したほうがいいのですが、違約金の支払いが困難な場合はしばらく3キャリアを使わざるを得ません。
2021年10月からdocomoの違約金が撤廃され、他のキャリアも順次撤廃されることになりました。
電話番号をそのまま使いたい場合はMNP転出手数料がかかっていましたが、こちらも2021年から撤廃。
MVNOのメリット
月2,000円~2,600前後で十分なデータ通信料を確保できる
言ってしまえばメリットはこれだけですが、1lotのポジションのスプレッドと考えると毎月2pips相当です。
浮いた料金の分だけ貯金をするもよし、浮いた分の金額で少額フルレバでポジションを取るもよし。
MVNOの4G/5G LTE通信の速度はかなり改善されているのでMT4などで取引程度なら全く問題なくこなせます。
オススメMVNO
NUROモバイル
月額2,699円で20GB+翌月のデータ繰り越しありのNEOプランが非常に強力。
NEOプランでは専用回線が使われていてキャリア回線(MNO)並の下り速度が出ることも珍しくありません。
5G接続環境では都心部でも下り150Mbps超えも珍しくない
さらに世界で一番金融・FXの議論が交わされるTwitterがNEOデータフリーと言うカウントフリーオプションの対象で、Twitterのデータ通信が無制限と言うのも大きな魅力。
為替FXのポジション/エントリーを公開しているTwitterアカウント
他にはInstagram、LINE、TikTokがカウントフリーの対象です。
これらの人気SNSがカウントフリーと言うだけで通信量は大幅に削減できますが、
NEOプランでは3ヶ月に1度15GBの通信容量がプレゼントされるので通信容量不足になることはほぼないでしょう。
さらにNEOプランは上り(アップロード)の通信もカウントフリーなので、Google フォトやiCloudなどのクラウドに写真・動画をバックアップをしている人や動画サイトなどで配信を行う人にもオススメ。
mineo
通信速度1.5Mbpsでほとんど無制限に通信できる『パケット放題 Plus』と言うオプションが最大の魅力で、
1回線は持っておきたいMVNO会社。
最も一般的なプランであるマイピタでは『ゆずるね』と言う機能を月に10回達成すると、
翌月の夜23時から朝7時までパケット通信をし放題になる『夜間フリー』と言うオプションが付与されます。
パケット放題 Plusオプションは月額385円なので、
データSIMなら1GBで月額880円+385円=1,265円、
音声通話SIMでも1GBが月額1,298円+385円=月1,683円で残パケットを気にすることなく使えるようになり、23時~朝7時までは速度制限もありません。
データSIM 1GB+パケット放題 Plus+夜間フリーが強力すぎたためか、
2022年11月28日以降はデータSIMでは1GBプランにパケット放題 Plusをオプションで付けることができなくなりました。
この価格でWi-Fiスポットを気にせずいくらでも通信ができると言うのは非常に快適で、MT4やMT5でのFX取引も1.5Mbpsの速度が出ていれば特に問題なく行えます。
『ゆずるね』はmineoのスマホアプリを入れてホーム画面に『ゆずるね』のウィジェットを置くとタップ一回で達成できます。
SIMのキャリアタイプは3キャリア全てが選べますが、例としては以下のような使い分けが考えられます。
- 都心部での速度を重視するならソフトバンクかau
- データSIMでもSMSを無料で使いたいならau
- 上記どちらにも当てはまらないならdocomo
正直docomoは新宿や渋谷などの都心部だとソフトバンク、auよりもかなり遅いのが難点。
渋谷区にあるドコモタワーが5Gエリア外と言う現代の寓話(ぐうわ)のような話が2022年12月現在も継続中です。
さらにmineoではdocomoタイプのみ解約時にSIMの返却が必要、と使うメリットがありません。
LINEモバイル
現在は新規募集を停止しました。
LINEの年齢認証が可能なこと、LINEとTwitterのデータ通信が通信量にカウントされなくなると言う大きなメリットのある格安SIM。
LINEの画像や動画送信、通話をいくら使ってもデータ通信量がかからず、Twitterも見放題なので月額1,690円のデータ通信量3.1Gプランで十分使っていける優良なMVNOでした。
為替FXのポジション/エントリーを公開しているTwitterアカウント
MVNOへの乗り換え方法
SIMロック解除
キャリアショップで解除してもらうと3,000円かかるので、各キャリアの手順に従って自分で解除した方がいいでしょう。
なお2021年10月以降発売の機種はSIMロックが禁止されているので今後はあまり気にする必要はなくなるでしょう。
手順は以下のリンクを参照してください。
docomo
https://www.nttdocomo.co.jp/support/unlock_simcard/
SoftBank
https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/
au
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/
MNP転出手続き
docomo
https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/
SoftBank
https://www.softbank.jp/mobile/support/cancellation/
au
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/contract/cancel/
電話番号を変えずにそのまま使いたい場合はMNP転出手続きが必要です。
移転先で開通手続きをすれば移転元の契約は自動終了。
やってみれば大した手間ではありません。
ヨドバシカメラなどの家電量販店で申し込む
SIMロックの解除とMNP転出手続きが終わったらヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店のMVNOコーナーで申し込むのがオススメです。
楽天モバイルなど専門店を用意しているところもありますが、家電量販店で申し込むとほとんど言われるままに手続きをするだけで乗り換えが終わる上に各家電量販店用のポイントがもらえるかもお。
混雑していなければ30分ほどで手続きが終わるでしょう。