目次
- キャッシュバックサイトとは
- キャッシュバックサイトを使わないことによる損失
- 海外FXキャッシュバックサイトの出金反映日や出金方法、手数料を比較
- XMやTitanFX、Axioryなど業者別のキャッシュバック率比較
- キャンペーン対象業者はFXRoyalCashBackが優秀、総合的にはTariTali
- キャッシュバックサイトの確定申告に関して
- マイナンバーカードを発行していればマイナポータルでスマートフォンから確定申告ができる
- FX・キャッシュバックサイトを合わせた収支が400万円を超えると税金面では国内のFX業者が有利
- XM(エックスエム)やHF Markets(HotForex)ではサイト独自のポイントも貯まる
- 有名ブログの『優待』やキャッシュバックについて
- 出金拒否などのリスクヘッジにもなる
- キャッシュバックサイト関連記事
- キャッシュバックサイト解説
- FX業者別
キャッシュバックサイトとは
海外FX業者の取引ごとに現金をキャッシュバックしてくれるサイトのことをキャッシュバックサイトやIBサイトと言います。
海外FX業者のスプレッドが広めなのはスプレッドに広告費(アフィリエイト報酬)が含まれているからなので、その分をユーザーに還元してくれるキャッシュバックサイトを使わない手はありません。
海外FXの直接アフィリエイトを行っているブログは当然キャッシュバックサイトの存在を知っているでしょうが、直接アフィリエイトに比べて報酬は1/10にまで落ち込むので存在を隠しているのでしょう。
キャッシュバックサイトを使わないことによる損失
XMなどはアフィリエイトリンクを踏ませたいブログがキャッシュバックサイトの存在をひた隠しにしてメリットばかりを記事に書きますが、正直XMのスプレッドはキャッシュバックサイトを使ってようやく並と言ったところです。
XMではTariTaliで1lotあたり0.9pipsのキャッシュバックを受け取れるので、1日1lot取引をする人なら月間で約20lot、2万円近くの金額を損していることに。
管理人はかつてGEMFOREXで100万円以上の利益を出金をしましたが、この口座はキャッシュバックサイトに紐づけていなかったため、取引lotからの概算で100万円以上のキャッシュバック額を取りそこねました。
当サイトをご覧の方には納得のいくFX業者とキャッシュバックサイトで後悔のない取引をしてほしいと思います。
海外FXキャッシュバックサイトの出金反映日や出金方法、手数料を比較
国内で人気と実績のあるキャッシュバックサイトを比較して表にまとめました。
優秀な項目は青字にしています。
業者名 | TariTali | FinalCashBack | FXRoyalCashBack |
キャッシュバック反映 | 翌日~1週間 | 翌月25日 | 翌月20日 |
出金手段 | 銀行振込/bitwallet | 銀行振込/PayPal | 銀行振込 |
出金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
最低支払額 | 1,500円 | 5,000円 | 5,000円 |
口座開設ボーナス | - | 1,000 | 1,000円 |
取引ボーナス | - | - | 10lotで1万円 |
全体的にやはりTariTaliが優秀ですね。
TitanFXなどは取引後数十分ほどでキャッシュバック額が反映されますし、bitwalletに出金ができるのもポイント。
一方でFXRoyalCashBackはTariTaliに比べると支払額や反映タイミングで見劣りするものの、口座開設ボーナスと取引ボーナスの2種類のボーナスが魅力的です。
キャッシュバック率もだいたいの業者でTariTaliに合わせてきているので、最初の10lotまではFXRoyalCashBackで取引をするのがオススメの使い方。
以下はXMのキャッシュバックをTariTaliのHighRebate口座とFXRoyalCashBackでキャンペーンを使って受け取った場合の比較です。
HighRebate | FXRoyalCashBack | |
10lotキャッシュバック額 | $90 | $80+1,1000円 |
1lotあたりのキャッシュバック額は1ドルしか変わらないので、初回10lotに限って言えばHighRebateよりもキャッシュバック額が1万円ほど多くもらえます。
FXRoyalCashBackは以下の業者に限り、他のキャッシュバックサイトで使用中のアカウントに口座追加ができません。
このうちFXRoyalCashBackの口座開設ボーナスに対応しているのはDealFXだけなので、もしまだDealFXにキャッシュバックサイトを紐付けていないのならFXRoyalCashBackから開設することをオススメします。
TitanFXも以前はこの制限が適用されていましたが、2021年5月14日からFXRoyalCashBackの口座を追加することが可能になりました。
詳細は以下の記事でご確認ください。
FXRoyalCashBackの1万円ボーナスがTitanFX(タイタンFX)の乗り換えで受け取り可能に
XMやTitanFX、Axioryなど業者別のキャッシュバック率比較
対応業者もキャッシュバック率もそれぞれ微妙に異なるので、業者ごとに比較しました。
業者名 | 口座タイプ | TariTali(HighRebate) | FinalCashBack | |
XM | スタンダード | $8.5/$9 | $6 | $8 |
ゼロ | $4.25/$4.5 | – | $4 | |
TitanFX | スタンダード | $4.675(0.4675pips) | 0.32pips | $4 |
Zeroブレード | $1.4025(0.14025pips) | – | $1.2 | |
AXIORY | MT4 スタンダード | $4.5 | $3 | $4.5 |
MT4 ナノスプレッド | $1.8 | $1.2 | $1.8 | |
cTrader スタンダード | $2.25 | $1.5 | $2.25 | |
cTrader ナノスプレッド口座 | $0.9 | $0.6 | $0.9 | |
TradeView | スタンダード | $8.5 | – | $8.5(0.85pips) |
ECN | $2.125 | 50%(1.25pips) | $2.125(0.215pips) | |
cTrader | $2.125 | 50%(1.25pips) | $2.125(0.2125pips) | |
Currenex | $2.55 | 50%(1.5pips) | $2.55(0.255pips) | |
HF Markets | マイクロ | 0.72/0.8pips | 0.48pips | 0.68pips |
プレミアム | 0.72/0.8pips | 0.48pips | 0.68pips | |
ゼロスプレッド | 0.27/0.3pips | 0.18pips | 0.255pips | |
TTCM | クラシック | $4 | - | $4 |
プロ | $1.60 | - | $1.60 | |
Land-FX | LPボーナス/Live | 0.45pips | 0.38pips | 0.45pips |
ECN | 0.09pips | 0.07pips | 0.09pips | |
GEMFOREX | オールインワン | 0.8pips | 0.5pips | - |
ノースプレッド | 0.08pips | – | - | |
FBS | スタンダード | $8 | 50% | $8 |
ゼロスプレッド | $8 | 50% | $8 | |
Myfx Markets | スタンダード | 0.51 | 0.3 | 0.48 |
プロ | 1.7AUD | 1.5AUD | 1.6AUD | |
Anzo Capital | スタンダード | - | $2 | - |
RAW | - | $1 | - | |
DealFX | スタンダード | - | - | 0.32pips |
ECN(Active) | - | - | 0.16pips |
HighRebate口座の存在があるため、XMとHF MarketsはTariTaliが最優秀。
TariTaliは2020年5月18日からTitanFX、AXIORY、Myfx Marketsなどのキャッシュバック率が引き上げられ、これらのサイトでもFXRoyalCashBackを引き離しました。
FinalCashBackはキャッシュバック額で言うと少々見劣りしますが、iForexに対応、さらにXMで5分以内にポジションを閉じてもキャッシュバックが受け取れる唯一のキャッシュバックサイトと言う他にないメリットを持っています。
キャンペーン対象業者はFXRoyalCashBackが優秀、総合的にはTariTali
FXRoyalCashBackのキャンペーン対象業者の場合は最初の10lotまでFXRoyalCashBackを使用するのが最も多くのキャッシュバックが発生します。
キャンペーン達成後はほとんどの業者でTariTaliの方がキャッシュバック率が高く、取引の反映や出金速度も優れているのでTariTaliに移行するのがオススメ。
FXRoyalCashBackの1万円ボーナスがTitanFX(タイタンFX)の乗り換えで受け取り可能に
キャッシュバックサイトの確定申告に関して
キャッシュバック発生分は普通にFXの利益と同じで雑所得扱いです。
銀行振り込みの場合の各キャッシュバックサイトの名義は以下。
- TariTali→カ)トランス
- FXRoyalCashBack→FXROYALCASHBACK
- FinalCashBack→フアイナルキヤツシユバツク
確定申告のためには都度メモを取っておくか、CSVで出力して銀行に入金された金額を把握しておく必要があります。
注意点として、年をまたぐ場合、出金していなくても12月31日中に発生したキャッシュバックはその年の雑所得として計上しなくてはいけません。
この点でもTariTaliのキャッシュバックの反映の早さは便利で、FXRoyalCashBackやFinalCashBackは翌年1月の20日と25日になるまで12月のキャッシュバック額を確定できません。
マイナンバーカードを発行していればマイナポータルでスマートフォンから確定申告ができる
本業がある方は会社の確定申告とは別に雑所得の確定申告が必要です。
2021年以降、マイナンバーカードとNFC対応のスマートフォンがあればスマートフォンのみで確定申告ができるようになりました。
副業OKの会社なら税理士や事務に雑所得の利益を申告してもいいのですが、バレたくない場合や自分でやりたい場合の手順は以下。
- 会社から源泉徴収票をもらう(以下の項目を埋めるのに必要)
- 本業の支払金額(給与)、源泉徴収税額、社会保険料の金額などを埋める
- 雑(業務)所得などで雑所得の経費と収益を申告
FX・キャッシュバックサイトを合わせた収支が400万円を超えると税金面では国内のFX業者が有利
海外FX業者での収益は雑所得、国内FX業者の収益は分離課税。
大まかに収益が400万円までは雑所得の方が税金面で有利なのですが、収益が400万円を超えると国内FX業者の方が税金面で有利と言われています。
レバレッジやゼロカットシステムなどがある海外FXの方が少額スタートには有利ですが、レバレッジ25倍で十分な資金管理ができるのであれば国内FX業者への切り替えを考えてもいいでしょう。
国内FX業者はスプレッドが海外FX業者に比べて狭いと言うメリットも一応あります。
一方で国内のFX業者はレバレッジ最大数が25倍しかなく、ドル円で1万通貨(0.1lot)のポジションを持つだけで4万円以上の入金が必要になるのがデメリット。
その上国内のFX業者はゼロカットシステムを採用していないので、追証による借金リスクも。
XM(エックスエム)やHF Markets(HotForex)ではサイト独自のポイントも貯まる
XMにはXMP、HF Marketsにはロイヤリティプログラムと言う業者の独自ポイントがあります。
現金やクレジットとして換金する敷居が低いのはXMPの方で、条件は以下。
- スタンダード口座で10分以上ポジションを保有することで発生
- 1lotあたり10XMP~20XMPのポイントが発生
- 証拠金にする場合、1XMP=1/3ドルのレートで換金可能(10XPM=3ドル=3pips)
あくまで証拠金に使う場合ですが、TariTali(HighRebate)のキャッシュバックとは別に3pips分が還元されます。
HF Marketsのロイヤリティプログラムは換金するのに必要なポイント数が多いですが、XMと違ってポジション保有時間の制限はありません。
この2つの業者独自ポイントを考慮するとXMとHF Marketsの利用価値はかなり高まります。
有名ブログの『優待』やキャッシュバックについて
- 「この業者には多くの顧客を登録させているので、私のアフィリエイトリンクから登録すると優遇措置があります」
- 「ブローカーに直接訪問したのでリンクを踏んだユーザーに何かあったら運営と直接話ができます」
SNSでこのような文章を見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。
PVが多かったり、ブローカーとの直接交流があるサイトのアフィリエイトリンクから登録すると訪問者にとってもメリットがあると言う宣伝文。
残念ながら当サイトの規模では真偽のほどは分かりませんが、一つ確実に言えることがあります。
それは『顧客を多く獲得していることで業者に口が利く』ようになるのならば、TariTaliやFinalCashBack、FXRoyalCashBackなどのキャッシュバックサイトこそが海外FX業者にとって一番の優良顧客であると言うこと。
特にGEMFOREXは報酬ランクアップの条件が厳しく、最高レベルは個人レベルで到達するのはほぼ不可能ですが、当然TariTaliやFinalCashBackは最高の報酬ランクに到達しているはずです。
アフィリエイターはやろうと思えばキャッシュバック額をアップする代わりにスプレッドに広告費を載せられるので、この点からもマークアップをしていないことが保証されている老舗キャッシュバックサイトを経由した方が安全でしょう。
「特別ボーナス付きます」のボーナス目当てにそこから入ったらスプレッドが通常より高いなんてこともあるから気を付けましょう
— ボンビー(Lv51) (@bonbii_FX) August 29, 2021
出金拒否などのリスクヘッジにもなる
何らかの理由で業者から出金拒否をされたとしても、業者側はキャッシュバックサイトからのユーザー登録が途絶えることまでは避けたいはず。
従って出金だけでなくキャッシュバックサイトに支払う報酬分まで未払いにすることはあまりないと思われ、最低限キャッシュバック分の利益は担保されます。
キャッシュバックサイトも顧客からの要望があれば業者にコンタクトを取ってくれることも期待できなくはないので、やはり海外FXはキャッシュバックサイト経由で使うのが一番メリットがあることは間違いありません。
特にiForexは口座を一つしか作れないので絶対にFinalCashBack経由で口座開設をしましょう。
キャッシュバックサイト関連記事
キャッシュバックサイト解説
- 海外FXキャッシュバックサイトの還元率、出金反映日、出金方法、手数料を比較
- TariTali(タリタリ)のメリット/デメリットとスマホでの登録方法
- FinalCashBack(ファイナルキャッシュバック)のメリット/デメリットとスマホでの登録方法
- 新規登録キャンペーンのあるFXRoyalCashBack(FXロイヤルキャッシュバック)のスマホでの登録方法
- FBSの還元率が高いキャッシュバックサイトCASHBACKCLOUD(キャッシュバッククラウド)
- 対応サイトが多いキャッシュバックサイトPREMIUM TRADING(プレミアムトレーディング)のスマホでの登録方法
- TariTaliアフィリエイトのメリット/デメリット
FX業者別
- XMのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- Titanfxのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- AXIORYのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- GEMFOREXのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- HF Marketsのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- FBSのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- Myfx Marketsのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- Land-FXのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- iForexのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- Anzo Capitalのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- Exnessのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- Vantage FXのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- FXGTのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- Bitterzのキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
キャッシュバックサイトのリンクを友だちに紹介して、そこからブローカーを登録してもらった場合でも自分のところにキャッシュバックされるのでしょうか?
コメントありがとうございます。
以下は主要なキャッシュバックサイトの利用規約ですが、TariTaliのみ『自己アフィリエイトは禁止させていただいております(知人、友人や家族などを紹介したアフィリエイトも禁止となります)』とあります。
その他のサイトは特に記載がありませんが、念の為問い合わせて確認した方がいいかと存じます。
TariTali規約
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