目次
- ANAカードは初年度の入会キャンペーンの比較が大事
- 結論: 2026年3月時点でのキャンペーン内容ならANAダイナースが強い
- ANA JCB(JCB主催)過去キャンペーン実績まとめ(2025年〜)
- ANA JCB ワイドゴールドカードの過去キャンペーン推移
- ANA JCBカード プレミアムの過去キャンペーン(2026年3月〜)
- 2026年3月時点での他ブランドの入会キャンペーン比較
- 資金に余裕があるならダイナースが強い
- 入会後3ヶ月以内とあるが、ダイナース修行の実際の利用期間は4ヶ月以上
- ダイナースは集計NGの利用先はない
- ダイナースカードはバンドルカードとの組み合わせで税金などの還元率を上げられる
- アメックスゴールド: ダイナースよりも獲得マイルが劣る
- アメックスプラチナカードは300万円以上の利用ボーナスあり
- VISA: ハードルは低めだがANA Payチャージは特典の積算対象外
- 入会特典は連発できないので『一球入魂』で使うのが得
ANAカードは初年度の入会キャンペーンの比較が大事
ANAマイルを最大効率で貯めるのに必須のANAカード。
ANAカードは「入会後◯カ月以内に一定額利用」でボーナスマイルやポイントをもらえるキャンペーンが常設されており、
入会タイミングで条件・付与マイルが大きく変わるのが特徴です。
この記事では特に過去データが追いやすいANA JCB(JCB主催)の過去キャンペーン実績をおさらいし、
他ブランド(ダイナース、アメックス、VISA)とも比較してどのカード・キャンペーンを選ぶのがいいのかをまとめました。
結論: 2026年3月時点でのキャンペーン内容ならANAダイナースが強い
2026年4月からダイナースのキャンペーンは大幅にパワーダウンしました。今からならアメックスの方がいいです。
この記事では入会キャンペーンをメインに考察した結果、2026年3月時点ではANAダイナースカードの入会キャンペーンが一番優れていると判断しました。
- 入会後3ヶ月後までに180万円利用=122,000マイル=還元率約6.7%
ANA Payを使わず通常還元率を受け取った場合の計算なので、実際にはもう少し上を目指せます
上記の通りANAダイナースカードは利用金額に対して獲得できるボーナスマイルが他ブランドよりも明確に高いためです。
なお、キャンペーン後の継続利用については以下の記事で無料ならP-one Wiz、ANA系ならJCBワイドゴールドカードが強いと判断しています。
ANAマイルを貯める際のP-one WizとANAワイドゴールドカードの損益分岐点
ANA JCB(JCB主催)過去キャンペーン実績まとめ(2025年〜)
JCBブランドの各カードの年会費は以下の通り。
- ANA JCBワイドゴールドカード: 15,400円(税込)
- ANA JCBカード プレミアム: 77,000円(税込)
まずはANA JCBカードの過去のキャンペーン推移を見てみましょう。
ANA JCB ワイドゴールドカードの過去キャンペーン推移
下表は、JCB側ページに記載の『マイル相当』表記(またはポイント→マイル相当の併記)を整理したものです。
| 実施時期(申込) | 40万円 | 50万円 | 70万円 | 100万円 | 150万円 | 200万円 | 300万円 | 抽選ボーナス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年2月〜4月 | - | - | 4,500 | 12,000 | 18,000 | - | - | 不明 |
| 2025年5月〜7月 | 3,900 | - | 6,000 | 12,000 | 18,000 | - | - | なし |
| 2025年7月〜10月 | 4,500 | - | 9,000 | 13,500 | 21,000 | - | - | なし |
| 2025年11月〜26年2月 | 6,000 | - | 9,000 | 13,500 | 27,000 | 60,000 | - | あり(300万円利用) |
| 2026年3月〜 | - | 4,800 | - | 10,200 | 15,000 | 28,800 | 51,000 | なし |
2026年3月から開始したJCBカードの入会キャンペーンは以前に比べると使う金額に対して還元率が見劣りすることが分かりますね。
ANA JCBカード 新規入会キャンペーン実施中 | クレジットカードなら、JCBカード
上記URLにカード発行時期と利用期間が2027年2月まで記載されているのでおそらく1年間この水準のままなのでしょう。
個人的には当分JCBの入会キャンペーンのことは考えなくていいかな、と思いました。
ANA JCBカード プレミアムの過去キャンペーン(2026年3月〜)
2026年3月開始分のキャンペーンの独自性として、プレミアムカード枠の利用ボーナスが追加されました。
プレミアムカードを検討している層にとっては後押しになる内容かも知れませんが、
これだけの金額を決済するならダイナースかアメックスでいいだろうと言う気がしますが…。
| 実施時期(申込) | 100万円 | 200万円 | 300万円 | 400万円 | 抽選ボーナス |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月〜 | 21,000 | 33,000 | 48,000 | 60,000 | なし |
2026年3月時点での他ブランドの入会キャンペーン比較
資金に余裕があるならダイナースが強い
ダイナースブランドの各カードの年会費は以下の通り。
2026年3月より値上げ
- ANAダイナースカード: 33,000円(税込)
- ANAダイナース プレミアムカード: 198,000円(税込)
キャンペーンの爆発力で言えばダイナースブランドが強力。
2026年3月時点のキャンペーンではカード発行月から3カ月後までに180万円利用で『50,000マイル相当ポイント+50,000マイル(合計最大10万マイル相当)』の特典。
後述しますが、実際の利用期間は4~5ヶ月あります。
ある程度まとまった決済予定がある場合は、ダイナースの優先度が上がります。
- Aコース: 最大122,000マイル相当プレゼント
- Bコース: 年会費半額相当キャッシュバック
ダイナースの入会時の特典コースは上記2コースがありますが、陸マイラーなら当然Aコースです。
そもそもダイナースカードの年会費は改定後も税込み33,000円と特典内容の割に安い
年会費改定とサービス追加のご案内 | クレジットカードのダイナースクラブ
Aコースの特典の詳細は以下の通りです。
特典1: 入会後3カ月以内に180万円以上ご利用で、50,000マイル相当のポイントプレゼント
| 対象期間中のご利用金額 | 獲得ポイント |
|---|---|
| 80万円以上180万円未満 | 21,000ポイント |
| 180万円以上 | 50,000ポイント |
特典2: 入会後3カ月以内に180万円以上ご利用で50,000マイルプレゼント
入会後3ヶ月以内とあるが、ダイナース修行の実際の利用期間は4ヶ月以上
紛らわしいところですが、
以下のキャンペーンページに記載があるように『カード発行月から3ヶ月後の月末』までなので実質ダイナースの入会キャンペーンの決済期間は4ヶ月~5ヶ月。
ひと月あたり36万円~45万円の決済となると、3ヶ月の場合の60万円に比べればなんとかなりそうな感じがしてきます。
| カード有効期限月(本会員カード) | 利用集計期間(ご入会~下記期間まで) | 特典進呈時期 |
|---|---|---|
| 2030年11月 | ~2026年1月末 | 特典1: 2026年6月 特典2: 2026年7月 特典3: 2026年9月 |
| 2030年12月 | ~2026年2月末 | |
| 2031年1月 | ~2026年3月末 | |
| 2031年2月 | ~2026年4月末 | |
| 2031年3月 | ~2026年5月末 | 特典1: 2026年9月 特典2: 2026年10月 特典3: 2026年9月 |
| 2031年4月 | ~2026年6月末 | |
| 2031年5月 | ~2026年7月末 |
管理人は2026年3月にダイナースカードを申し込み、銀行口座の入力ミスがあったため3月20日にカードが届きました。
有効期間は2031年4月までだったので6月末までが修行期間=実質4ヶ月です。
ダイナースは15日締め翌月10日払いなので、月初に申し込んで15日までにカードが届けば16日を境に実質5ヶ月の修行期間となっています。
Webで引き落としの申し込みができる銀行を使っていればスムーズに発行できるかと。
支払口座に指定できる金融機関 - ダイナースクラブ / TRUST CLUBカード - よくあるご質問
管理人の場合は上記に記載のないSBI新生銀行だったため書面での申し込みが必要で、そこで遅れが発生しました。
Webで受付できる金融機関の場合、月初に申し込めば15日までに届く可能性が高いでしょう。
ダイナースは集計NGの利用先はない
ダイナースは修行期間の決済方法、支払い先はなんでもOKと名言しているブランドで、ANA Payへのチャージも集計されます。
修行期間はことさらANA Payをなるべく使うようにしましょう。
ただし一部の支払いは還元率が0.5%に低下します。
ポイント換算率の一部変更に関するお知らせ | お知らせ | クレジットカードのダイナースクラブ
- 国税、都道府県・市町村取扱いの各種税金、ふるさと納税、公金、公金・税金に係るシステム利用料・決済手数料等、その他クレジットカード払い可能な税金等
- 水道料金、ガス料金
上記項目は還元率が通常の半分の0.5%。
ダイナースカードはバンドルカードとの組み合わせで税金などの還元率を上げられる
ANAダイナースからバンドルカードリアル+(リアルプラス)カードへのチャージは一律1%なので、
バンドルカードリアルプラスにチャージしてから税金の支払いをすると実質還元率1%で支払えます。
バンドルカードリアルプラスは一度のチャージ上限は10万円ですが、残高の上限は100万円で月間チャージ上限は200万円。
100万円未満の税金の支払いであればバンドルカードリアルプラスが使えると言うことですね。
管理人は所得税の支払いのためにANAダイナースカードからバンドルカードに連続で10万円ずつ、40万円以上のチャージをしましたが特に不正利用のブロックはかかりませんでした。
アメックスゴールド: ダイナースよりも獲得マイルが劣る
参考までに、アメックスブランドの各カードの年会費は以下の通りです。
- ANAアメックスゴールド: 34,100円(税込)
- ANAアメックス プレミアム(プラチナ): 165,000円(税込)
ANAアメックス(ゴールド)は、入会後3カ月以内に200万円以上利用で利用ポイント込みで合計100,000マイル相当。
3カ月で200万円とダイナースより必要金額が大きいのにボーナスマイルは78,000マイルと、ダイナースの10万マイルより少なくなっています。
アメックスゴールドの入会特典の内訳は以下の通り。
アメックスゴールドご利用ボーナス: ご入会後3カ月以内に合計200万円以上のご利用で合計78,000ポイントプレゼント
| ご入会後3カ月以内でのご利用金額 | 獲得ボーナスポイント |
|---|---|
| 合計60万円以上 | 16,000ボーナスポイント |
| 合計100万円以上 | 12,000ボーナスポイント |
| 合計180万円以上 | 20,000ボーナスポイント |
| 合計200万円以上 | 30,000ボーナスポイント |
アメックスプラチナカードは300万円以上の利用ボーナスあり
アメックスプレミアム(プラチナ)ご利用ボーナス: ご入会後3カ月以内に合計400万円以上のご利用で合計130,000ポイントプレゼント
| ご入会後3カ月以内での利用金額 | 獲得ボーナスポイント |
|---|---|
| 合計50万円以上 | 20,000ボーナスポイント |
| 合計180万円以上 | 25,000ボーナスポイント |
| 合計300万円以上 | 35,000ボーナスポイント |
| 合計400万円以上 | 50,000ボーナスポイント |
通常利用ポイント: 合計400万円以上の通常利用で40,000ポイント獲得
※上記のボーナス・通常ポイントに加え、カード入会特典の通常ボーナスとして10,000マイルが付与されます。
アメックスゴールドよりも年会費が高いアメックスプラチナカードですが、300万円以上の利用ボーナスがあるため3カ月で300万円以上使う予定があるなら強力な選択肢です。
アメックスプラチナカードは直接申し込むこともできますが、
アメックスゴールドの利用でプラチナへのインビテーション(招待)を受けると、プラチナの入会特典キャンペーンが再び適用されるという報告があります。
なのでアメックスブランドを使う場合はまずゴールドカードを発行して実績を積み、
インビテーションでプラチナへアップグレードして『特典の二毛作』を狙う運用も考えられます。
VISA: ハードルは低めだがANA Payチャージは特典の積算対象外
ANA VISAでは、2月~4月の固定3ヶ月間に100万円利用でゴールドが最大80,000マイル(条件達成50,000マイル+抽選)を獲得でき、利用金額が低い割にはボーナスマイルが大きいのが特徴です。
ただし、VISAブランドのキャンペーンではANA Payのチャージは一部特典の利用金額実績には含まれない旨が明記されているので、決済方法には注意を。
VISAブランドはANA Payへのチャージでマイルがもらえる特典があることが多いが、それでも利用実績には加算されない
入会特典は連発できないので『一球入魂』で使うのが得
ANAカードの入会キャンペーンは非常に強力ですが、同じブランドで短期間に何度も特典を受け取れる仕組みではありません。
そのため、申し込むならキャンペーン水準が高いタイミングで、最初の数カ月に決済を集中させて取り切るのが基本戦略です。
| ブランド(キャンペーン主催) | 発行間隔・対象条件の目安 | 確認先 |
|---|---|---|
| ANA JCB(JCB主催) | 前回の入会特典を受け取った月から2年後の月初以降が目安 | JCB主催キャンペーン注意事項 |
| ANAアメックス | 原則「初回向け」。過去保有者は対象外とされるケースあり(期間の明示はなし) | ANAアメックス キャンペーンページ |
| ANA VISA | キャンペーンごとに対象条件を確認。ANA Payチャージが利用実績に含まれない等の注意書きあり | ANA VISA キャンペーンページ |
| ANAダイナース | キャンペーンごとに対象条件を確認 | ANAダイナース キャンペーンページ |
キャンペーン条件は変更されることがあります。申し込み前に必ず最新の注意事項をご確認ください。
したがって、
- 入会初年度はダイナースやVISAの大型キャンペーンを狙う
- 継続的な日常決済には、損益分岐点が低くANA Payとの二重取り(マイル1.1%)ができるANA JCBワイドゴールドカードを中心に考える
- ダイナースカードは2026年4月からANA Payとの組み合わせで1.6%のマイル還元になったので、年間JCBワイドゴールドカードとの年会費の差を考えて年間352万円以上使うなら継続利用でも強い
という運用が、陸マイラーにとって現実的な選択肢と考えられます。
ワイドゴールドカードの詳細な損益分岐点については、以下の記事で解説しています。
ANAマイルを貯める際のP-one WizとANAワイドゴールドカードの損益分岐点





