目次
二段階認証とは?
最近はGoogleやAmazon、Twitterなど多くのサービスで二段階認証を推奨しているので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
二段階認証とは、簡単に言うと「一定時間しか使えないパスワード」です。
会員登録した時の通常のパスワードに加えて、特定のスマートフォンやパソコンで短時間しか確認できない二段階認証パスワードを設定することで、より安全にアカウント管理ができます。
仮想通貨の取引においては必須
取引所には大切な日本円や仮想通貨資産を預けるので、二段階認証の設定は必須と言えるでしょう。
万が一IDとパスワードが流出しても、パソコンや携帯電話の二段階認証アプリさえ手元にあれば資産を守れるためです。
スマホ一台でQRコードのスキャンはできない
二段階認証の設定時にQRコードとシークレットキーを同時に表示してくれる取引所の場合は、シークレットキーを二段階認証アプリに入力することで設定が完了します。
QRコードしか表示しない取引所の場合、スクリーンショットをプリントするか、QRコードをデジカメなどで撮影してスキャンする必要があります。
バックアップは忘れずに
二段階認証アプリは基本的にセキュリティ上の制約からデータの移行ができません。
シークレットキー、もしくはQRコードのスクリーンショットを保管しておくのを忘れないようにしてください。
機種変更時に二段階認証ができなくなる危険性があります。
スマートフォンでの二段階認証アプリ
Google二段階認証アプリ
iPhone、iPad版
https://itunes.apple.com/jp/app/google-authenticator/id388497605?mt=8
アンドロイド版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.authenticator2&hl=ja
Microsoft Authenticator
iPhone、iPad版
https://itunes.apple.com/jp/app/microsoft-authenticator/id983156458?mt=8
アンドロイド版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.azure.authenticator&hl=ja
メジャーなのはGoogleとマイクロソフト(Microsoft)製の2つです。
Google二段階認証アプリの使い方(スマホのみで設定)
ここでは例としてbitbank(ビットバンク)を使います。
bitbankはシークレットキーを表示してくれるので、スマホから簡単に二段階認証の設定ができます。
- ダウンロードしてアプリを起動し、右下の+ボタンをタップ
- 『バーコードをスキャン』と『提供されたキーを入力』が表示されるので、キーを画面に表示してくれる取引所は『提供されたキーを入力』をタップ
- QRコードしか表示しないタイプの取引所は前述の通り、スクリーンショットをプリントするか、QRコードをデジカメなどで撮影してスキャン
- bitbankは画面下部にシークレットキーを表示してくれるので、こちらをタップしてコピー
- 『キー』に貼り付けて完了
- アイテムを長押しでコピーすることが可能
Microsoft Authenticatorの使い方
- 右上のメニューから『アカウントの追加』をタップ
- 『他のアカウント』をタップ
- スキャン画面が立ち上がるので、キーを画面に表示してくれる取引所は『またはコードを手動で入力』をタップ
- QRコードしか表示しないタイプの取引所は前述の通り、スクリーンショットをプリントするか、QRコードをデジカメなどで撮影してスキャン
- bitbankは画面下部にシークレットキーを表示してくれるので、こちらをタップしてコピー
- アカウント名とキーを入力して『完了』をタップでアカウントを追加
- Microsoft Authenticatorでは対象アイテムをタップすることで二段階認証コードのコピーが可能
最初は少し面倒に感じられるかも知れませんが、大事な資産を守るために二段階認証の設定を習慣づけておきましょう。