ブラウザ選びは生産性に直結するので大事
トレードと直接の関係はありませんが、
やはりちょっとした調べ物をするのにもブラウザの操作性は大事なので記事にしました。
TradingViewはスマホアプリとブラウザで別々のアカウントを使えば無料アカウントでもインジケーターの表示を増やせたりします。
TradingView(トレーディングビュー)スマホアプリの使い方
Chromeは論外
Chromeはパソコン版からしてすでに低機能かつ動作が遅い激弱ブラウザですが、
スマートフォンアプリ版のChromeに至っては全てのボタンが画面上部にあると言う地獄の欠陥UIのため選外かつ論外です。
今どきのスマホのサイズだと画面上部にあるボタンは操作しづらいことこの上ないのですが、
Chromeの開発者は全員が4.7インチスマホでも使っているのでしょうか…?
思考停止してChromeの気が狂った画面上部メニューをタップし続けている人はチリツモで莫大なタイムロスをしていると思います。
学習性無力感と言う言葉が脳裏をよぎりますが、そもそも最初から不便な環境なので疑問を持っていない人も多そう
パソコン版、スマートフォンアプリ版ともにChromeを使うメリットはゼロなので、この記事で紹介するブラウザに乗り換えた方がいいですよ。
「EdgeはChromeダウンローダー!」とか言う擦り倒された激寒ギャグをドヤ顔で披露する人はEdgeエアプか、
Chromeより遥かに強化されているEdgeの追加機能をまるで使いこなせていない情弱のどちらかでしょう。
あとこの手のスマホブラウザのおすすめ記事でChromeを載せているのもエアプか情弱。
スマートフォン版Safariはギリギリ及第点
これは令和のIEって言われても仕方ない案件?Safariがborder insetの時だけbottom とrightの色を勝手に変えてくる。Chromeではこうならない。 pic.twitter.com/oRS1Z0Xeay
— うっくん@UIデザイナー(?) (@HIRO_YUKI_) December 8, 2022
iOSのSafariだけがサポートしていないCSSやJavaScriptの機能の多さから、
Web開発者からは「令和のIE」と呼ばれて嫌われているiOS版Safari。
Safari: the Internet Explorer of the 20s.
— zed // @zed@uwu.social 🏜️🔌 (@zed_not_dead) September 27, 2021
英語圏では20年代のIEと呼ぶ人も。
一方で単に利用する側のユーザーから見ればChromeほど致命的な弱点はないので、
特段オススメはしませんが利用を避けるほどでもありません。
なのですが、経験上ブラウザすら乗り換えられない人間って他の時短方法も面倒くさがってやらないので、
ブラウザくらいはサクッと乗り換える癖を付けておいた方がいいですよ。
Edge
近年はVSCodeが人気、安定のマイクロソフト製ブラウザ。
広告ブロック機能、画面下部のメニューと言うスマホブラウザに最低限必要な機能に加え、
Googleアカウントに次いで準必須と言えるマイクロソフトアカウントを使ってパソコン版Edgeと同期できるのが大きなメリット。
以前のバージョンでは下部メニューの中身を自由にカスタマイズできましたが、現行バージョンではデフォルトではカスタマイズできなくなりました。
メニューの中身を変更したい場合、URLバーからedge://flagsにアクセス、
『Overflow menu design rollback』と入力して出てきた項目を『Enabled』にすることでメニューのカスタマイズ機能を復活できます。
やはりアドレスバーに瞬時にフォーカスできる『Webを検索』は特等席にあってほしい!
マイクロソフトは他にも便利なアプリを提供しているので、
スマートフォンの機種変更時にMSアカウントで1回ログインすると色々なアプリが使えるようになるのは非常に大きなメリットです。
- Microsoft Launcher→カスタマイズ製が高く、ホームアイコンのバックアップと復元ができるホームアプリ。
- アプリ版Outlook→メール、スケジュール管理、連絡先の役割を一つのアプリで賄える優秀アプリ。
- OneNote→Microsoft Launcherと組み合わせると左スワイプから瞬時にメモが取れるメモアプリ。
- OneDrive→パスワード管理ツールKeePassで最も簡単にデータベースを同期できるクラウドストレージ。
スマホ版EdgeもChatGPTを統合
パソコンブラウザ版のEdgeは早い段階でサイドバーにChatGPTを統合していましたが、
2023年4月3日からスマートフォン版のEdgeもChatGPTが統合されました。
ただし、設置場所は現時点ではメニューの特等席であるど真ん中。
さすがにジャマなので一旦ChatGPTは無効化することにしました。
『設定』→『全般』→『新しい Bing コパイロット モード』から無効にできます。
Copilot=コピロットかと思っていましたがコ『パイ』ロットなんですね。
Vivaldi
パソコン版Vivaldiは2023年現在でほぼ最強ブラウザと言える知る人ぞ知る名ブラウザ。
残念ながらiOS版はまだリリースされていませんが、
Androidスマートフォン版のVivaldiにおいても広告ブロック、画面下部メニュー、オプションによるアドレスバーのボトム表示など多彩な機能に対応。
Edgeが非常に高機能化している中、同期機能のためにVivaldi専用のアカウントを作る必要があると言うのがちょっと面倒な感じがしますが、
元々Vivaldiを使っていた人ならスマホでもVivaldiを使うのがいいでしょう。
機種変更の度に勝手に広告リンク付きのブックマークを入れてくるのは結構ウザい。
Firefox
かつてのパソコン版Firefoxは他を寄せ付けない究極・至高のブラウザでしたが、
パソコン版のFirefox 57(Quantum)で大幅に実装が変わった後は拡張機能の仕組みがChrome系と同等になり、良くも悪くも普通のブラウザに。
旧FirefoxのOSにまで干渉できる自由度の高い拡張機能がもたらしたツリー型タブ、KeySnail、Vimperator、CoolPreviews、userChrome.js、NewLiveWall!などの衝撃は忘れられません…。(インターネット老人会)
一方でスマホアプリ版Firefoxにおいてはある程度パソコン版の拡張機能が動作すると言う非常に大きなメリットがあり、
スマホでもバリバリブラウジングやブログの記事執筆を行いたい、と言うような人のブラウザはFirefox一択になるでしょう。
以下のような有用な拡張機能がスマホアプリ版でも動作するのはスゴいの一言。
- Tampermonkey(JavaScriptを使ったユーザースクリプトでWebサイトを自由にカスタマイズ)
- Dark Reader(全てのサイトでダークテーマを有効にする)
ユーザースクリプトが動作するブラウザは他にはかつてWebHubと言うiOS用のブラウザがあり、そちらも素晴らしいブラウザでした…。
さらに余談ですが、Firefoxが最強だった頃のFirefoxコミュニティやユーザーはFirefoxの略称にFxもしくはfxと言う馴染み深い単語を使っていましたね。
Ohajiki Browser
iOS専用。
Ohajikiボタンからジェスチャーでメニューをたどることで、パソコンブラウザのマウスジェスチャーのようにスムーズにブラウジングできるのが大きな特徴。
iPhoneユーザーなら見逃せないブラウザで、管理人がiPhoneを使っていた時代はメインで使っていました。
もはやスクショを撮ることもできませんが、
iPhoneユーザーの方はぜひ一度試してほしいブラウザです。
Chrome使いの社会人って残業多くない?
どうでもいいのですが、やたら残業してる人のPCブラウザってたいていの場合Chromeで、
さらに使いもしないタブを大量に開いたままにしているイメージがあります。
↓ちょっと古い記事ですが、テキストエディタのVimやEmacs使いは他のエディタ使いに比べて残業時間が短いと言うデータがありました。
秀丸かサクラか、あなたはどっち? 仕事で使うテキストエディタの一番人気は【ビジネスツール調査:テキストエディタ編】 - fabcross for エンジニア
これたぶんブラウザにも当てはまっていて、VivaldiやFirefox、Edgeを自発的に選ぶ人って恐らくChromeを使っている人より残業時間が短いんじゃないかと。
とは言え自分以外の社会人が勝手に低機能なChromeを選んで勝手に生産性を低下させる分には特にデメリットがなく、
むしろChromeより高機能な常識的な性能のブラウザを選んで普通に仕事をこなしてさえいれば、
勝手に他人より高速で業務をこなせると言うヌルゲーの完成。
なので中途採用の方も新社会人の方も、積極的にChromeを使って時間をムダにしていただければと思います。