AndoridのFiles by GoogleではMetaTraderなどアプリファイルのコピーができない
Android10あたりから標準のファイルマネージャーになったFiles By Googleではアプリデータの表示ができないので、アプリデータのコピーもできません。
Files By Googleの設定で『隠しファイルを表示する』をオンにしてもダメ。Files By Googleはゴミ
Android内蔵のファイルアプリだとコピーなどの操作ができますが、
これを立ち上げるようにするには以下の2つの方法があります。
- Filesアプリを立ち上げるためのアプリをインストールする
- Files By Googleを無効化
オススメ→『Files』アプリをインストールする
以前の『Files』アプリを立ち上げるためのショートカットアプリ。
アプリ一覧に『Files』が表示されるようになるのでそれをタップすると以前のFilesが立ち上がります。
手順が簡単でFiles By Googleと共存できるのでこれが一番オススメ。
Files By Googleを無効化する
Files By Googleが使える状態では自動的にこっちが使われるので、常に以前のファイルマネージャーを使いたい方はこちらの方法で。
内蔵ストレージを立ち上げるのにやや手間がかかりますが、
Google DriveやGoogle Photosを使うことが多くて内蔵ストレージはあまり見ない、みたいな人はこちらの方法でもいいかと思います。
- Files By Googleを長押し→『無効にする』をタップ
- 『アプリを無効にする』をタップ
- 『設定』→『ストレージ』→『ドキュメント』をタップ
- 左上のハンバーガーメニューから機種名をタップ
以上で内蔵ストレージに移動できます。
Androidアプリ版MT4/MT5アプリのインジケーターなどのチャート設定はバックアップができる
Android版MT4/MT5アプリの設定ファイルはそれぞれ以下の場所に保存されています。
- MT4
内部ストレージ→Android→data→net.metaquotes.metatrader4
- MT5
内部ストレージ→Android→data→net.metaquotes.metatrader5
WindowsパソコンなどにAndroidをUSBケーブルで接続してバックアップするのが一番簡単ですが、
Android単体でもGoogleドライブなどにこれらのフォルダをアップロードすることでバックアップ&復元ができます。
機種変更をした場合などはMT4/MT5をインストールした後に上記のフォルダにバックアップしたフォルダを上書きすればOK。
インジケーターやトレンドラインなどのオブジェクト、各業者で表示している通貨ペアなどをほぼ完全に復元できます。
ログイン情報の復旧は不可能
暗号化されているのか、保存場所がそもそも違うのか、各海外FX業者のログイン情報はフォルダをコピーしても復旧できません。
アプリひとつで複数の業者のIDとパスワードを安全に管理できるKeePassにログイン情報を保存しておくとバックアップも再ログインも簡単にできるのでオススメです。
GoogleアカウントやApple キーチェーンにもパスワードを保存することは可能ですが、あまりに一つのサービスに依存しすぎるのも考えもの。
その点KeePassはオープンソースなので安全性が保証されており、Windowsでもスマートフォンでも同じデータベースを使い回せるのがありがたい点。
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