アメリカ10年国債(US10Y)のチャートの見方と株価指数、ドル円、ゴールドとの相関

TradingView(トレーディングビュー) アプリ アメリカ10年債券利回り(US10Y) 01

アメリカ 10年債券利回りとは

アメリカ合衆国が発行する債権の10年間の利回りです。

10年は最も一般的な期間で、

アメリカ合衆国への信頼度を示す数値であり、アメリカの景気そのものを表す指標とも言えるでしょう。

短期の2年の利回りも同等の指標として見られており、特にドル円(USDJPY)NYダウゴールド(XAUUSD)との相関性が強いことが特徴。

この金利が下がるとドルやNYダウから資金が抜け、スイスフランや円、ゴールドなどの安全資産に資金が流れていく傾向にあります。

安全資産が買われる状態=円高、スイスフラン高などは一般的にリスクオフと呼ばれています。

TradingViewはウォッチリストにアメリカ国債を追加できる

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TradingViewは国債にも対応しており、多くのトレーダーの方がTradingViewを使って金利を確認しています。

TradingViewは通貨ペアや金利指数などを同じチャート内で並べて表示して比較することも可能。

取引用のMetaTraderとは別にTradingViewをインストールしておくことでチャート解析の精度を上げられます。

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逆イールドカーブとは

長期金利である10年債権利回りが短期金利の2年債権利回りより安くなることを逆イールドカーブと言います。

短期の利回りの方が長期の利回りより金利が高いと言うのはおかしな話ですね。

世界的な不況の前触れとも言われており、基本的にこうなるとリスクオフ相場になりやすく、

セオリー通り円やスイスフランゴールドなどの信頼性の高い通貨や金融商品に資金が流れていく傾向が強まります。

10年と2年の金利の差についてはブルフラットやベアスティープなど複数のチャートパターンがありますが、

まずはシンプルに10年利回りを意識するだけでもトレードに使える武器を一つ増やせるでしょう。

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