資産を守るための建値ストップやネックラインでの利確について

ポンドドル(GBPUSD) ネックライン 01

建値ストップの是非

建値ストップ 01

ポジションを保有した時にストップロス(損切り)設定をするのはごく一般的な手法で、多くのトレーダーが設定していることと思います。

損切りの値は直近の高値や底値のヒゲの先端あたりに設定する人が多いのではないでしょうか。

一方で、ある程度ポジションに利益が乗った時にストップロスをポジションを持った価格(建値)に変更し、損失を防ぐ手法を建値ストップや建値カットと言います。

建値ストップに関しては以下のようなメリットとデメリットから賛否両論あります。

建値ストップのメリット

損失を防ぐことができる

最大のメリット。

ずっとチャートを見ていられない社会人の方などはお世話になることも多いでしょう。

建値ストップになってもIBサイトのキャッシュバックは受け取れる

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5分以内に決済するとキャッシュバックを受け取れない業者も多いですが、逆に言えば5分以上ポジションを保有すれば建値ストップや損切りでもキャッシュバックを受け取れるので、ストップが滑らない限りは僅かながら利益が生まれます。

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後述のデメリットをいくらか軽減することができます。

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建値ストップのデメリット

建値ストップに引っかかってから狙い通りの方向に相場が動くことがある

個人が建値ストップを置いた値など市場参加者やBOTは意識していないので、上記のようなことは往々にしてありえます。

これが何度も続くと建値ストップに対して否定的になったり嫌気が差すのも無理はありません。

特にゴールド(XAUUSD)など、長いヒゲを付けて3ドル(30pips)戻しのような動きをする金融商品ではイライラしてしまうことも。

個人的には建値ストップの設定を推奨

デメリットも大きいとは思うのですが、同じポジション解消をするのでも証拠金が減るのと減らないのでは次回の取引に要求される負担が全く違います。

資金の1%を減らした時に取り戻すために必要な利益は1.1%を超えますし、メンタル面でも証拠金が減った状態よりは変化なしの状態の方がいいことは言うまでもありません。

ロットや入る位置にもよるが10~20pips程度の利益で建値ストップを設定

ドル円(USDJPY)ユーロドル(EURUSD)などヒゲが少ない通貨ペアなら上記のような設定で安定して資産を守れると思います。

また、あえて逆張りをする時やピラミッディング(増し玉)をする時はなおのこと建値ストップを設定することを推奨します。

特に反発狙いの逆張りは利益が出たらすぐに建値ストップを設定し、ポジションも短めに持つことを心がけると不要な損失を防げるでしょう。

もちろん30pips、40pipsと利益が乗っていった場合は利益が出る位置にストップロスをずらしていくことも有効な手段です。

建値ストップ 02

上記はゴールド(XAUUSD)でピラミッディングを行ったポジション。

追加した0.4lotのポジションには建値ストップを設定したのですが、建値よりも下の価格まで押し目を作りポジションは解消。

その後再度上昇していったので、結果論としては増し玉は早めに利確ないしは半利(半分利確)しておくのが一番良かったことになりますが、ピラミッディング自体ハイリスク・ハイリターンな手法なので、リスクを減らすために建値ストップを入れておくことは間違っていないと思います。

ただし為替FXより値動きの激しいCFDで増し玉を行うのはかなり難易度が高い、とも思いました。

Trend-liner氏のnoteに学ぶピラミッディング(増し玉)とロットコントロール

為替FXでは30pips以上の利益が出れば十分

為替FXではポンド円ポンドドルなどボラティリティの高い通貨ペアであっても、30pipsを超えて1方向に動き続けることは少ないと言うことはチャートを見ていれば分かります。

したがって30pips以上利益が出た時点で全て利確してしまうか、半分利確して利益が出る位置にSLをずらすことを推奨します。

管理人自身そうだったのですが、デイトレード~スイング気味のポジションで100pips以上の値幅で利確をした成功体験などがあると、つい値幅を狙ってしまいがち。

ですが、要人発言指標などでない限り、リバウンドを繰り返しながら高値や安値を更新していくのが為替FXの通常の値動き。

常にホームランを狙うよりはほどほどのところで利確をして様子見をしていった方がトータルで利益が出ることは間違いありません。

ネックラインやサポート付近ではポジションの半分もしくは全部を利確

ポンドドル(GBPUSD) ネックライン 01

画像はポンドドル(GBPUSD)の1時間足です。

前回高値付近の緑色のゾーンで激しく売買の攻防が行われ、ネックラインになっていることは誰の目にも明らかですね。

例えばショートポジションを持っていた場合、この緑色のゾーンに触れたあたりでポジションの利確を考えるべきです。

ネックラインを一発で割ることはほとんどない

ビットコイン(BTC)など歴史の浅い仮想通貨などならともかく、為替や商品先物は実需に基づいた値動きをする上に取引量が多いので、すんなりとネックラインを抜けて落ちることはほとんどありません。

大体の場合はダブルトップやトリプルトップ(三尊)を形成します。

ポンドドル(GBPUSD) ネックライン 02

ポンドドルはその後、結果的にネックラインを下抜け、再度ネックライン超えを試しに行くものの反落しています。

こう言う時にポジションを持ち続けていれば良かったと思うよりも、ネックラインがレジスタンスに変わっていることを確認後ショートを入れた方がいいでしょう。

とにかく値幅を狙ってトレードをしたことがある人は思い当たる節があるはずです。

ゴールド(XAUUSD) トレンドライン 01

画像はゴールド(XAUUSD)の4時間足です。

こちらも分かりやすい上昇トレンドラインで支えられており、このトレンドラインを割ることを期待したショートポジションを燃料に大きく反発しています。

ゴールドなどの値動きの大きい先物はなおさら欲張らずに利確しておくことを意識しましょう。

為替FXもゴールドCFDも30pips(3ドル幅)で利益としては十分で、その日はもうトレードを畳んでもいいくらいです。

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