原油(WTIUSD/USOIL)のスプレッド/レバレッジ/スワップ比較|オススメ海外FX業者

原油(USOIL) 4時間足 01

原油(WTIUSD/USOIL)とは

原油価格の金融商品で、資源系のCFDに位置づけられます。

  • 2018年の仮想通貨顔負けの大暴落60ドル代→40ドル代
  • さらに2020年のマイナス価格突入

と言う桁違いのボラティリティにより大きな注目を集めました。

その後2022年にはロシアのウクライナ侵攻による地政学的リスクもあり、

今度はマイナス価格から実に120ドルを突破と仮想通貨も顔負けの高ボラティリティ。

原油(WTIUSD/USOIL)の取引にオススメの業者

iForex(アイフォレックス)

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iForex解説記事

シンボル名は『WTI原油』。

最小のスプレッド2pips(0.02ドル)と、平均的な業者の2倍のレバレッジ200倍を提供するiForex原油の取引においては向かうところ敵なし。

iForexに比べると他の業者はほとんどどんぐりの背比べ状態です。

MetaTraderが使えないと言うデメリットはありますが、原油だけでもiForexで取引する価値は十分にあると言えます。

唯一FinalCashBackがiForexのキャッシュバックに対応しているので、必ずFinalCashBack経由で口座を開設しましょう。

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Anzo Capital(アンゾーキャピタル)

Anzo Capital解説記事

シンボル名はスタンダード口座が『USOUSDi』でRAW口座が『USOUSD.e』。

原油のスプレッドはほとんどの業者が横並びの中、Anzo CapitaliForexの次点として無料口座で3.4pips前後の優秀なスプレッドを提供しています。

有料のRAW口座は手数料込みで実質3pipsほどになりこちらも優秀。

レバレッジも標準的な100倍なので取引環境としては全く問題ありません。

ゴールド(XAUUSD)や株価指数などCFDのスプレッドは全体的に優秀ですが、キャッシュバックサイトはFinalCashBackのみの対応。

キャッシュバック額はスタンダード口座で1lotあたり2ドルと少なめなのが残念なところです。

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TitanFX(タイタンFX)

TitanFX(タイタンFX)解説記事

為替FXと同じ500倍と言う全業者中最大のレバレッジで原油の取引が可能です。

その代わりにスプレッドは有料口座でも手数料別5pipsとやや広め。

少額からでもチャレンジできるのはいいことですが、原油のボラティリティを考えるとタイトな損切りをしないとあっという間に資金がなくなる危険性があります。

入金ボーナスが存在しないので、口座開設ボーナス1,000円と取引ボーナス1万円がもらえるFXRoyalCashBackでまず口座を開設するのがオススメ。

FXRoyalCashBackの取引ボーナスは以下のFX業者で1回ずつ受け取れるので、最大で合計8万円分のボーナスを獲得することも可能。

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DealFX(ディールFX)

DealFX解説記事

シンボル名は『XTIUSD』。

レバレッジこそ50倍と控えめですが、無料口座で4pips、有料口座で2pipsと言うかなり優秀なスプレッド。

為替もCFDも平均的に優秀な業者なので、幅広い金融商品を取引する人にオススメです。

FXRoyalCashBack経由でDealFXに登録

XM(エックスエム)

XM解説記事

XMの原油は先物のみの取り扱いでシンボル名は『OIL-[期限]』。

他の業者が現物なのに対してXMは先物ですが、スプレッドは3~5pips(0.03ドル~0.05ドル)と他の業者と同等かそれ未満なので、先物であるためにスワップが発生しないと言うメリットが際立ちます。

レバレッジは株価指数などよりは抑えられており、1.5%/100%=約66.66倍。

XMは為替FXのスプレッドは広めですが、NYダウなどの株価指数や原油などの資源CFDの取引環境はおおむね優秀ですね。

とは言え原油に関してはiForexにはやや見劣りしますが、XMがメインの業者なら問題なく取引できる環境と言えます。

XMは取引ボーナスで1万円がもらえるFXRoyalCashBackのキャンペーン対象業者なので、FXRoyalCashBackの口座を追加して取引することをオススメします。

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最低lotはOIL-[期限]のものは1lotですが、ロットサイズが1/10のOILMn-[期限]ペアを取引すれば1lot=0.1lotとして取引可能。

TradersTrust(トレーダーズトラスト/TTCM)

TTCM解説記事

シンボルは『USOILspot』。

こちらもレバレッジ100倍、スプレッド5pips(0.05ドル)と標準的な取引環境。

持ち越し時のスワップがやや大きいのは気になるところですが、TitanFXの無料口座よりもスプレッドが狭く、5分間のポジション保有時間の制限なしにキャッシュバックを受け取れるのがメリット。

正直原油は5分以内に決済することや損切りにかかることが多いと思うので、ポジション保有時間の制限はないに越したことはありません。

TTCMTariTaliに対応しています。

TariTali経由でTradersTrust(TTCM)に登録

AXIORY(アキシオリー)

AXIORY解説記事

シンボルは『CL』。

iForexAnzo Capitalに次ぐ4pips(0.04ドル)と言うスプレッドは見どころがあるのですが、残念ながらレバレッジが他の業者よりも低く20倍になっています。

それでも5分以内のポジションでもキャッシュバックを受け取れる点と合わせて取引環境としては優秀なので、原資がある程度ある人ならスキャルピングでメリットを引き出せるでしょう。

口座開設ボーナスと取引ボーナスのあるFXRoyalCashBack対応。

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その他の業者

Evolve Markets(エボルブ・マーケット)

Evolve Markets(エボルブ・マーケット)

Evolve Markets解説記事

TitanFXと同じくレバレッジ500倍で原油の取引ができる業者なのですが、

スプレッドが9pips(0.09ドル)とかなり広い上に手数料が発生。

これなら間違いなくTitanFXを使った方がいいですね。

その他、この記事で掲載していない業者は基本的にスプレッドが6pips(0.06ドル)以上です。

いくら原油のボラティリティが高いとは言え、ポジションを持った瞬間6pipsの含み損はマイナス材料なので割愛しました。

原油(WTIUSD/USOIL)の値動きの特徴

原油の特徴はなんと言ってもゴールド(XAUUSD)すら超える強烈なボラティリティ。

1ドル幅が100pipsにあたるので、2018年に76ドルから42ドルに下落した時はpips換算で3400pips、割合で言うと実に50%近く下落したことに。

さらに2020年4月にはなんと0ドルを下回り一次マイナス40ドルに突入。

その後は1年経たずに60ドルまで回復、2021年11月には80ドルまで回復すると言う強烈な値動きを見せつけました。

スプレッドの狭い全盛期のビットコインとも呼べる存在で、

特に短期足はランダム性の強い値動きをすることも多いので長期足を見ながら引きつけてエントリーすることを心がけてください。

4時間足

原油(USOIL) 4時間足 01

画像は赤が21EMA、黄色が75EMA、水色が200EMA、青が200SMAです。

さすがにこのくらいの長期足だとトレンドラインによる保ち合いが機能していることが分かりますね。

反面、値動きが早いので長い時間足では200MAがあまり役に立たない傾向があります。

30分足

原油(USOIL) 30分足 01

基本的に30分~1時間足の21EMAの角度で下降トレンドか上昇トレンドかを確認し、最低でもそこまでは引きつけてエントリーしたいところ。

下ヒゲが非常に長く、安易な逆張りがあっさりと狩られることがよく分かるチャートですね。

原油(WTIUSD/USOIL)のスワップ

先物のみの取り扱いであるXMにはスワップが存在しません。

スワップが発生する業者もほとんど気にならない水準で、TTCMのロング時のマイナススワップのみ少し気になる程度です。

  • 2020/4/28 追記

2020年4月の大暴落以降、ロングのマイナススワップを多めに取る業者が増えてきました。

ポジションを持ち越す場合は必ずその時点でのスワップを確認するようにしてください。

業者名 iForex Anzo Capital TitanFX XM GEMFOREX TTCM AXIORY
スワップロング -0.00128 -0.414 -17.9 - - -6.67 0.03061
スワップショート -0.01261 -4.774 5.61 - - -2.74 -0.98814

原油(WTIUSD/USOIL)のスプレッドとレバレッジ、早朝のスプレッド拡大

原油は早朝のスプレッド拡大がほぼなく、前述の通りスワップも低いので持ち越しに神経質になる必要はありません。

TTCMのみスプレッドの拡大にやや注意。

業者名 iForex Anzo Capital TitanFX XM GEMFOREX TTCM AXIORY
早朝スプレッド 2.0~(0.02ドル~) 7.1~(0.071ドル~) 7~(0.07ドル~) 5.0~(0.05ドル~) 5.0~(0.05ドル~) 11.0~(0.11ドル~) 4.0~(0.04ドル~)
平均スプレッド 2.0~(0.02ドル~) 3.4~(0.034ドル)~ 6~(0.06ドル~) 5.0~(0.05ドル~) 5.0(0.05ドル) 5.0~(0.05ドル~) 4.0~(0.04ドル~)
レバレッジ 200 100 500 100 100 100 20

2020年に5月受け渡しの原油価格が歴史的暴落

原油こう言うこと?改 ダメテツジン17@Dtjin17

この分かりやすい画像はダメテツジン17氏のものをお借りしています。

2020年4月21日の日本時間午前3時頃から原油の先物価格が歴史的な暴落をしました。

最終的には実にマイナス40ドルにまで到達し、マイナスの価格を想定していない業者では取引不可になったところも。

需要減により保管のコストが価格を上回るための暴落

新型コロナウイルスにより移動手段としての需要が減ったため、保管するコストが価格を上回り暴落したと言われています。

海外FX業者のCFD価格にはほぼ影響なし

TitanFXGEMFOREXなどの海外FX業者の原油価格は恐らく複数の期間の先物の価格を組み合わせて作られています。

0ドルを下回った5月引き渡しの先物はIG証券やDMMFXなど限られた業者でしか取り扱いがありませんし、DMMではマイナス価格に対応していないために取引不可になっていたようです。

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